住宅ローンを借りる時に連帯保証人を立てていたら、連帯保証人の同意が必要になります。通常任意売却をする場合、保証人に連絡が取れない。同意が得られないといった場合は任意売却をする事はできません。
しかし方法が無いわけではありません。当社で数件裁判所より了解を頂き任意売却を実行したことがありますので、ご相談下さい。

任意売却は市場価格に近い金額で売却をします。しかし、市場価格と残債額に大きな開きがあると債権者から同意を得るのが難しい場合が多いです。債権者としては少しでも多くの債権を回収するのが仕事なので、納得するまでは安易に売買金額を下げません。当社の査定額が販売できる価格であることを債権者に粘り強く交渉します。
債権者の言う価格で販売に掛けても売却できないと納得してもらい、当社査定額で了承してもらう事が任意売却業者の一番重要な仕事だと思っています。物件には相場価格というものがあります。購入者側にもプロの業者が付いております。
数千万円という高額な商品です。相場以上の価格で売買できることはあり得ません。
売買できなければ「競売への道」をまっしぐらに走る事になります。任意売却を成功させるのはこの交渉の成否にかかっていると言ってもけっして大げさではありません。

任意売却に関するガイドライン等は無く、誰でも「任意売却専門」「任意売却に経験豊富な業者」などと言えます。その為、中にはモラルの低い、悪徳業者も確かにおります。その中から１社を選ぶのですから細心の注意が必要です。
先ほども触れましたが、任意売却を成功させる為の最重要事項は「業者の販売力」です。
せっかく債権者の同意を得て販売に掛けたが、決められた期間内に売却できなければ任意売却は成功しません。任意売却物件はある意味、特殊な物件の範疇に入りますので、大手不動産会社でも扱ったことの無い営業マンも多いと思います。大手と言うだけで依頼するのは非常に高いリスクが伴うということをしっかり認識していただければと思います。
又、任意売却の依頼だけを受注する為に、弁護士数人の顔写真を並べている会社で、宅地建物取引業免許を持っていない会社もあるそうです。販売については物件の近くの不動産業者に依頼すると聞いた事が有りますので注意しましょう。