近年、大手をはじめとした不動産会社が、任意売却の分野に進出してきました。不動産会社が通常行う不動産売買は「売主」「買主」という二者の仲介をするもの。

一方の任意売却は、その他に「債権者」との交渉が必要になります。任意売却には、通常の不動産売買とは違い、三者の利害関係を調整しながら売買を進めなくてはいけない難しさがあるのです。

そこで一番のポイントとなるのが、債権者との交渉。交渉に失敗すると債権者に競売を取り下げてもらえず、任意売却を行う事ができないからです。ところが新規参入の業者では、任意売却のノウハウが無い為、債権者との交渉がうまくいかず、結局競売になる、というケースが少なくありません。

その点弊社は、２０年以上に渡って任意売却を手掛けてまいりましたので、債権者との交渉ノウハウを豊富に持ち合わせております。長年の経験から、どのような言葉をかけ、どのような条件を提示すれば、債権者が競売を取り下げるかが分かるのです。その為、「債権者が複数存在する」「競売の入札期限まで日にちが無い」といった、他社では断られるような難しいケースでもお引き受けできます。

これまでの経験で培った交渉力が、住宅ローンの返済にお困りの皆さまのお力になれれば幸いです。他社に断られた方、競売までの期間が無い方もどうぞご相談下さい。

任意売却に成功したとしても、ほとんどの場合で借金が残ります。競売をした場合より少ない額とはいえ、任意売却の後に残りの借金を返済しなければいけません。

競売の場合、残った借金は一括での返済を求められますが、任意売却の場合は債権者との交渉により分割払いにする事も可能です。そして、その月々の支払金額をいくらにするかも、交渉によって決まります。

つまり、交渉の仕方によって月々の返済額が3,000円程度で済む事もあれば、数万円に及ぶ事もあるのです。毎月の返済額が数万円となると、返済し続けられるか不安になる方も多いのではないでしょうか。

そこで弊社では、残った借金の返済は、生活に負担のかからない金額になるよう、債権者に粘り強く交渉致します。長年の経験から、どのように話を進めれば債権者側が折れ、月々の返済が少ない額でも了承してくれるのかを心得ている為、弊社が交渉すれば通常は月々3,000円程度、多くても１万円を超える事はほとんどありません。

私がこのように、月々の返済額が少なくなるよう粘り強く交渉するのは、お客さまに安心して過ごして頂きたいからです。せっかく任意売却が成立しても、その後に残った借金の返済に困ってさらに借金を重ねるような事があっては、また不安を抱えて生活していく事になってしまいます。

私は、任意売却に成功して新しい生活をスタートさせるお客さまに、平穏な生活を送って頂きたいのです。

また、できるだけ引越しの費用を物件を売却した代金の中から残せるよう、こちらも債権者に粘り強く交渉致します。今までこの交渉に失敗して、費用を全く出して貰えなかった事は一度もありません。その資金を、新しい生活の第一歩に利用して頂ければと思います。