◎２番目の重要な事は「販売物件の地域を熟知しているのか」です。
不動産は地域ごとに住環境が大きく違います。それらの違いにより不動産価格が大きく違ってくるのです。その違いを知らなくては正確な物件査定ができません。
査定価格が安すぎては債権者が了解しませんので、任意売却の了解を得ることはできません。又、査定価格が相場価格からの乖離が大きすぎては売却不可能です。そうこうしているうちに競売の改札日になり競落されてしまう事にもなりかねません。
任意売却を成功させるには決まった期限までに売却するという条件があります。
知らない地域の物件を素早く良い条件で売買できるでしょうか？

◎3番の重要事項は「債権者に対する交渉力」です。
任意売却を扱った事のない業者が、債権社（金融業者）との交渉を成功裡にスムーズに終わらせることは至難の業と言えます。改めて申し上げますがこの債権者とは債権回収の専門業者です。さらに焦げ付いた債権を回収する部門を相手に交渉するのです。とても一筋縄では合意できない事がお解りになると思います。